えらんか4

やってらんない。

いやさ、毎回毎回日記のどこかに「やってらんない」と書いてはいますが、今回はもう、それらの「やってらんない」エナジーが束になってかかってきても佛千切れるくらいの「やってらんない」ぷり

いやね、とりあえず、昨日日記に書いたように朝もはよから宿屋でて、国帰るために山越えしたわけですよ。
でね、途中で一回とろけた金属が出てきて、正味「いや、しばらくここいるかな?」とか思ったら、それを悟った女房が俺らにマヌーサ唱えやがるの。しかも2回も。で「さっさと先進まないと、ここで産むぞ!」って目で見てくるし、しょうがないんでさっさか山越えたわけよ。

で、なんか入った側の山道はまだ道とかチャンとあったのに、出る側、つまり俺の国側なんてもう、最悪ね。

うん。なんていうか、道って言うか落とし穴。下山する手段が落とし穴って・・馬車引いてる馬がそのせいで2回骨折したからね。

ホント、ベホマじゃなおんねえよ!って言われたときはぎくっとしたよ。

え?治んなかったって、お前馬はどうしたんだって?

ああ、なんか、洞窟でケンタウロスとか言う馬が仲間になったんで捨ててきたわ。

まあ、そんなこんなで何とか、自分の国に帰ってきたわけですよ。

で、いざ入城!って時に後ろから声が

「ぼっちゃーん!」

振り返るとそこには昔親父旅してたとき、うちで召使してたおっさんがいるわけですよ。

「ぼっちゃん!間違いなくぼっちゃんですよね!いままで探しましたぞ!いやー、よかったよかった!!」

ってなんか感動の再開チックなこと、抜かすわけですよ。

で、僕も口は悪いけど、そういうのには弱いんで、ウルって


こねえよ!

いやね、本来ならくるよ。そこまで俺だって冷血人間じゃねえ。

でもさ、でもさ


こいつ、なんでパンツ一丁なんだよ?しかもおなべのふたなんて左腕に巻きつけて・・・

逆に来るもんがあるっての!
つか、ほかの国民はなんか、城の中で暮らしてるのに、こいつだけ隔離されてっし・・

正味人間かこうなる前に再会したかったな・・

あ、やっぱ泣けてきたわ・・

ごめん、今日これまで。ほんとやってらんない。
とりあえず、この布切れやるからよ・・

※装備できません

やってらんねーーー

ではでは